ヴァイオリン編では、「ヴァイオリンクラス」で実施するヴァイオリンのレッスンの内容について説明します。
ヴァイオリンレッスンでは、初心者から上級者、ヴァイオリン科受験生までを対象に、当教室のヴァイオリンの指導方針について「テクニック」「選曲」「アンサンブル」「楽器」の4つの観点から紹介しています。

最初に、正しい楽器の持ち方、姿勢、腕や手指の形といったヴァイオリンを弾くための基本をしっかり身につけます。 日常にない姿勢のため楽器を安定させるにはしばらくかかりますが、自分の骨格に合った持ち方ができるよう、補助的な道具を用いて少しずつ完成させていきます。 次に、開放弦(弦を指で押さえない奏法)や2,3個の音でできた短い曲を使って楽器に慣れます。その後、鈴木ヴァイオリン指導曲集、篠崎バイオリン教本
、新しいバイオリン教本
などの教本を使って、ヴァイオリンの基礎的なテクニックについて学びます。
一通り基礎的なテクニックが身についた後は、学習の進度に応じて、フリマリー、小野アンナ
、セヴシック
、カール・フレッシュ
などのスケール(音階)の教本やカイザー
、クロイツェル
、ローデ
、ドント
、パガニーニ
など様々な作曲家のエチュード(練習曲)を導入し、より高度なテクニックに発展させていきます。当教室では確かなテクニックを身につけ、さらにそれを実際の曲の中でどのように活かしていくかを重視した指導を行っています。

テクニックを発展させ、表現力を身につけられる様々なタイプの作品を取り入れます。 「バロック」「古典派」「ロマン派」「近現代」の4つの時代区分からバランス良く、伝統的に使用されてきた曲の中から選曲しています。それに加え、好きな曲をジャンル問わず学習段階に応じて組み込み、より楽器を身近に感じて頂ける機会を設けています。
当教室では早期からヴァイオリン同士またはヴァイオリンとピアノのアンサンブルを取り入れていきます。ヴァイオリンは単旋律の楽器のため、音楽の背景部分である和声感を補えるようにすることと、タイミングを合わせる技術や人と一緒に音楽を作る楽しさといった、一人で演奏するだけでは得られないものを学ぶ場が必要だと考え、アンサンブルをレッスンに取り入れています。
ピアノは子どもから大人まで楽器のサイズは統一した規格になっていますが、ヴァイオリンは通常の大きさ(4/4 フルサイズ)の他に、子ども向けにサイズを小さくしたヴァイオリンがあります(これを分数楽器といいます)。ヴァイオリンのレッスンでは、成長に合わせて適切なサイズの楽器を使用していきます(下表参照)。当教室では、ヴァイオリンを専門に扱う楽器店と連携し、楽器選定のサポートも行っています。
| ヴァイオリンサイズ | 身長 | 年齢(目安) |
|---|---|---|
| 4/4(フルサイズ) | 144cm以上 | 11歳以上 |
| 3/4 | 135〜144cm | 9〜11歳 |
| 1/2 | 127〜135cm | 8〜10歳 |
| 1/4 | 117〜127cm | 6〜8歳 |
| 1/8 | 110〜117cm | 5〜6歳 |
| 1/10 | 105〜110cm | 4〜5歳 |
| 1/16 | 105cm以下 | 4歳以下 |
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