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ピアノでアンサンブルを楽しむコツ

楽器の王様であるピアノの魅力



楽器の王様と呼ばれているピアノは、学校の音楽室に必ずある多くの人にとって子供の頃からなじみのある楽器です。
音楽の授業では、先生が合唱などの伴奏として使う以外の演奏スタイルを見る機会は少ないかもしれませんが、ピアノの活躍の場はもちろんこれだけにとどまりません。


7オクターブという音域を持ち、独奏でもアンサンブルでも演奏できるなど、さまざまな特徴を持っています。
7オクターブというのは、ピアノ一台でオーケストラができるほどの音域です。
そのためオペラの練習時には、オーケストラに代わってピアノが使われます。


ピアノは、鍵盤の弾き方や離し方によって強さや弱さだけではなく、音の立ち上がりや延びなど、あらゆる音色を奏でることができます。
そして、音の組み合わせによって幻想的であったり洗練されていたりと実に多種多様です。
左手で和音など伴奏部分を弾き、右手でメロディーを弾くというように役割分担ができるので、独奏スタイルでも、同じピアノを二人で弾く連弾スタイルでも、実に表現豊かな演奏ができます。
これらがピアノの大きな魅力です。


ピアノ一台でこれだけの表現力を持つのですから、ほかの楽器とのアンサンブルとなれば、表現の幅はぐっと広がります。
しかし、レッスンに取り入れている教室は少なく、ピアノを習ったことがある人の中で、アンサンブルの経験がある人はあまり多くないのが現状です。


テンポキープやリズムはアンサンブルで身につける



ピアノがうまく弾けるようになるためには、正しい姿勢を意識したり、手や指の形などをしっかりと身につけたりして、テンポとリズムをキープすることが大切です。
また、打鍵の基礎練習と、曲の部分練習や全体練習などを適度な時間毎日実行することが重要です。
練習において、多くの人がとりわけ苦労するのがテンポキープとリズムです。


音楽教室では、すべてを講師が注意深くチェックしてくれます。
ミスタッチなどは、間違った音がなるので自分でも気付きやすいのですが、テンポやリズムは、知らず知らずのうちに崩れていき、弾いている本人が気付けないことも少なくありません。
そのため、一人で練習する場合はメトロノームを使うのが一般的で、効果的でもあります。
ただ、慣れないうちはメトロノームの音に追われたり追い越されたりして、合わせることだけに気を取られ、表現するという大事なことを忘れがちになります。
表現を重視すると、メトロノームと追いかけっこになるという悪循環が起こります。
これを繰り返すのは練習にストレスを感じるうえ、上達も望めず、あまり有意義な時間にはなりません。


ピアノはメロディーも伴奏もできる楽器であるためソロで演奏しても十分楽しいですが、アンサンブルでの演奏に比べると、テンポやリズムがハマったと感じる瞬間や、その心地よさを感じることは少ないです。
アンサンブルであれば、周りとズレが生じたときの違和感によって、今まで自分では気付けなかった微妙なズレも自覚できるようになります。
その分、すべてが気持ちよくハマったときは格別な気持ちよさです。


テンポキープなどに苦手意識を持たず、音を合わせる楽しさを見いだすために、アンサンブルはとても効果的な練習です。


アンサンブルを楽しむコツ



ピアノは一人でも十分に楽しめるため、アンサンブルに興味を持つことのないまま過ごしている人も多いです。
確かにアンサンブルは敷居が高く、仲間を探すのが大変だというイメージを持っている方もいます。
しかし、積極的にレッスンに取り入れているスクールであれば、アンサンブルについて正しく学べますし、自分に合ったパートナーに出会えたり、ほどよいペースで進めていけたりと、すべての条件が問題なく整います。


アンサンブルを楽しむために一番大切なのは、よく聞くことです。
他楽器の演奏者とひとつの作品を作り上げていくのですから、相手の音はもちろん曲に対する想いや、その曲を通してやりたいことなど相手の話をよく聞き、理解する必要があります。
同時に自分の想いも言葉や音で伝える必要があるため、改めて曲や自分の音に向き合う時間を持つことになります。
これはとても新鮮な感覚で、どんなアンサンブルになるのかと期待が膨らんでいく時間でもあります。


弦楽器の弓や弦の動きに合わせて打鍵のスピードを変えたり、音の立ち上がるタイミングが違う管楽器に合わせて音を出すタイミングを遅らせたり、楽器だけではなく歌の呼吸に合わせてテンポを緩めたりなど、音色を重ねるうちに自分の表現の幅は確実に広がっていきます。


仲間と出会い、お互いの音や想いを伝え合い得られる一体感は、まさにアンサンブルの醍醐味です。
そして、その経験はピアノをソロで演奏するときにも役立ちます。
このように、多くのメリットと楽しみがありますので、一度経験し、以前とは違う音を奏でられるようになるのもいいでしょう。

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