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ピアノの種類と特徴

ピアノとはどういう楽器か


ピアノは、学校の音楽室にも置いてあり、小さい頃から親しみのある楽器です。バイオリンのように音合わせをする必要がなく、フルートのように最初に音を出す練習も必要ありません。音階を表す鍵盤を押すだけでその音を出せるので、音を出す楽器としては非常にシンプルで簡単であると言えます。その歴史は300年と古く、18世紀初頭には世界最古のものが製造されていたと言われています。
1790年頃から現代的なスタイルへ劇的に進化して行きます。産業革命が起こり、製造技術もさらに進歩します。それに伴い、上流階級で楽しむものだった音楽が一般にも広まり、大勢の観客が楽しめるホールが多数作られました。それに合わせて広いホールの演奏に適した音量や音域の広がりが必要になり、さらに製造技術が発達します。形状が大型化してグランドピアノが誕生し、1世紀近く経って小型化したアップライトピアノが登場します。
19世紀末には現代音楽の演奏に適した形が完成し、20世紀初頭に鍵盤が88ある形が標準規格となります。その後、細部にわたる改良が加えられ、さまざまな技術や素材と融合しながら現在も進化し続けています。サイズの違いで音の響きや音色が異なり、高い機能性の複合化も進んでいます。これからピアノを習おうと考えている方は、まずその種類を知り、それぞれの特徴があることを理解しておくことが必要です。その上で自分にぴったりのピアノを見つけるようにしてください。

アコースティックは2種類


指を使って鍵盤を押すときにハンマーが上下に動くことで弦がはじかれ音が出る、というのがアコースティックピアノの仕組みです。弦を打つ振動が響板に伝わり、たたいた弦以外が共鳴する音なども加わって広がりが生まれ、音の響きがまろやかになります。
アコースティックピアノは、弦の張り方によって種類が分かれます。発表会やコンサートでおなじみのグランドピアノの場合は、響板と弦、弦をセットするフレームも地面と平行に設置しています。水平に長い形は伴奏や演奏会に最適で、演奏者の視界も遮らずに済みます。またフレーム上部の屋根を開閉すれば、音量を変えて演奏することもできます。さまざまなサイズがあり、サイズが大きくなればなるほど弦を長く張り、伝わる振動も大きくなるので、音の響きがよくなります。天井が高く広い空間に設置することで、音がより美しく共鳴するのが特徴であるため、広く大きな室内に設置するのが理想的です。大きなホールであっても、ホールの隅々まで音が大きく響き渡ることが最大のメリットです。
もう1種類は、縦型のアップライトピアノです。高さが約120cmから130cmとコンパクトタイプであり、日本の狭い住宅環境に適していたため、一般家庭に広まりました。地面に対して真っすぐに弦を張り、ハンマーが弦をたたいた後、ネジで元に戻るようになっています。音の響きや大きさ、鍵盤をタッチする重さはグランドピアノとは異なりますが、縦長のスタイルは設置場所を取らず、生産コストも抑えられるため購入価格はお手頃です。学校や家庭に広く普及しているタイプで、初心者も安心して選ぶことができます。メーカーによって音色も工夫されており、自分に合う音を表現することも可能です。

電子ピアノとシンセサイザー


電子ピアノはアコースティックをデジタル技術で再現した楽器です。一般的に鍵盤の数は88と同じであり、タッチや音色もアコースティックに近い形で再現しています。ただし、アコースティックのように弦を使用するのではなく、スピーカーから音を出しているのが特徴です。鍵盤を押すと、あらかじめ録音しておいたアコースティックなどの音階が再生されるという仕組みです。長年の研究や開発の努力により、難しいとされたタッチやペダルの微妙な音の響きを表現できるようになり、アコースティックと変わらない繊細な音色を表現できるようになっています。
また、アコースティックより軽くて小さいので持ち運ぶことが可能です。調律せずに演奏できて、好きな電子音に変換することもできます。ヘッドフォンが利用できるので騒音対策にもなります。初心者にお手頃な数万円で購入できるタイプもあります。シンセサイザーはスピーカーから音を出すという点では電子ピアノと同じ種類ですが、アコースティックの音を再現するのではなく、よりデジタルミュージックに適したタイプです。
鍵盤の数も88鍵だけではなく、73鍵やコンパクトな25鍵などのタイプがあります。軽いタッチで新たな音色を創り出すことができます。その他の種類としてはハイブリッドタイプがあります。アコースティックのタッチを再現し、鍵盤の構造もほとんど変わらないのに、電子ピアノのようにヘッドフォンを利用して演奏ができます。自宅で演奏しても、近所への騒音を気にせずに練習できるので、需要が高まっているタイプです。

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