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初心者が作曲は始めるには

作曲までの準備



スマホやパソコンの普及によって身近になった作曲ですが、必要となる知識は今も変わりません。
自分には音楽センスが無いから無理と諦めている人も多いのではないでしょうか。
確かにセンスや経験は上達するに際して重要なポイントですが、全くの初心者であっても知識と反復練習を積めば曲を作ることは可能です。
しかし間違った練習方法では時間を無駄に使ってしまうだけなので、気をつける必要があります。
まずは、自分が今どの程度の力量と知識を持っているかを確認しましょう。


最初は曲というものを理解することが大切です。
インターネットの普及によって、パソコンやスマホを使えば無料で曲を聴くことが可能な時代になりました。
クラシックからJ-POPに至るまで、世界は音楽にあふれています。
何曲か流して、ただ聴くのではなく、メロディーまで意識して聴いてみましょう。
曲によって色々な特徴があり、癖のような部分も見えてきます。
そして気に入った曲が見つかったら楽譜を入手します。


次に、楽譜を読む勉強をすることです。
家にギターやピアノがあるという人はそれを、所持していない人は練習用に中古や安いキーボードを用意しましょう。
楽譜を読むのはコードフォームを理解することにつながります。
鍵盤を2つ同時に押せば音が重なった和音となります。
この和音のことをコードと呼びます。
コードのつながりは後にハーモニーとなって作曲に欠かせないものとなります。


既存の楽譜を読み、演奏できるようになったら、いよいよオリジナルの曲を作る準備ができた状態です。
ここからは本格的な作業をすることになります。



作曲に役立つ和声法と対位法



音楽に対する知識を蓄えた所で作曲に取り掛かるわけですが、初めのうちは短いメロディーを作成しましょう。
しかし実際に何をすれば良いのかわからない人も多いと思います。
この最初の一歩こそが大事であり、難関でもあります。
そんな時はまずクラシック音楽において伝統的な理論とも言える和声法と対位法を実践してみましょう。


和声法とはバス、テノール、アルト、ソプラノの4つの声部をセットとして、それぞれの声部がきれいに影響したり、スムーズにつながったりするように音符を重ねる技術のことを指します。
これを独学で学ぼうとした場合は書店にて理論についての本を買うという方法しかありませんが、結論から言うとかなり難しいことです。
本格的に学びたいと思っているならば、先生について自分の実力と照らし合わせながら教えを請うのが一番の近道です。
クラシックのような古典和声に基づいた簡単な曲を自分で作るのも不可能ではありません。


次に対位法ですが、ある主旋律の邪魔をしないように対旋律を加えていく技法のことです。
一度は聞いたカエルの歌も立派な対位法となります。
歴史としては和音が生まれるよりも古く、バロック時代に多用されていたイメージがあります。
では対位法を覚えることで何のメリットがあるかと言うと、作曲においてフィルイン、保続音、バスなどの要素を自然に楽曲に足すことができるようになります。
これにより曲に大事なベースラインをより複雑に作れるようになります。


こういった勉強方法は、あくまでも初心者が作曲のためにクラシック調の楽曲を学ぶためのものです。
自分が作りたい曲にはこのような知識は必要ないのではないかと思う人もいるでしょう。
そのような場合には音楽に精通した先生などに助言を求めてみてはいかがでしょうか。



最初は拙い曲でも問題なし



どんな曲であっても完成させることができると嬉しいものです。
最初のうちはカッコいい曲を作ろうと意気込む傾向にありますが、曲作りの難しさに自信がなくなっていく人も多いです。
全くの初心者という人は、既存の曲をそのまま打ち込んで自分なりにアレンジしてみるという方法も有効です。
ミキシングという工程の勉強にもなりますし、曲作りの感覚が得られます。
知っている曲だと楽譜にしていきやすいため、楽しみながら訓練ができます。


初心者からすごい名曲が生まれることはめったにはありません。
何曲も試行錯誤した末に生まれることがほとんどですので、まずは作曲というものを楽しむことから始めましょう。
そしてある程度他人に聞いてほしいと思える曲が完成したら、SNSなどを利用して世にオリジナル曲を出してみると良いでしょう。
そこで得た評価は次作へのモチベーションに変えれば良いですし、才能を見抜く人が現れる可能性もあります。


独学に限界を感じたら、作曲を習いに学校へ通うという選択肢もあります。
確かに、ひと昔前に比べれば動画配信サービスやブログなどの普及により独学で学びやすい環境が増えています。
しかし、アマチュアとプロという呼び名があるように、自分には想像のつかなかったアイデア等をプロから指摘してもらうことで技術向上にもなります。
あくまでも趣味の域で作曲を行っている人には不要ですが、本格的に学びたい、作曲家を目指しているという人は学校に通うこともプラスになるでしょう。

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