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始めてヴァイオリンを弾く時は基礎の自主練習が重要

綺麗な音を出すためには構え方が重要


楽器にはいくつかの種類がありますが、音は空気の振動により伝わるものですが、それぞれ音の出し方は異なります。例えば打楽器は棒などを使用して振動で音を出し、弦楽器はピンと張った弦を弓や爪でこすったり弾いたりすることで振動させることで音を出します。打楽器は打つ場所で、管楽器の場合は空気を出す場所で、弦楽器は弦をこする場所で音階を表現します。
楽器に限らず初心者の方ですぐに音が出せることは難しいとされています。ヴァイオリンやハープ、琴などに代表される弦楽器も同様で、弾き方などで全く音が異なります。特にヴァイオリンやヴィオラなどは構え方によっても音が左右されます。正しい構え方は人によって異なりますから、教室に通っている場合は指導者の意見をしっかりと聞いて正しい持ち方をしましょう。自宅などで自主練習する際は鏡などを見て正しいフォームになっているかを確認しましょう。
特にヴァイオリンは構え方が非常に重要です。初めての方の場合上手く構えていると思っていても楽器が下がっていることがあります。楽器自体の重さは500グラム程度あり、その本体を顎の力だけで持ち上げようとしているからと考えられます。その状態になると姿勢が前かがみになり、より強く挟んでしまいます。その状態を改善しようとして方と頬で挟み込むように持ってしまうと強制的に持ち上げることができますが、顔と楽器の向きのバランスが崩れるためきちんと音を出すことが出来ません。この他にも単純に楽器を持つ位置がずれていることもあり得ます。このように間違った持ち方とならないよう、しっかりとフォームを確認しましょう。

正しいポジショニング・強さで弓を引く


ヴァイオリンなど弦楽器の弦はその状態で音の質に大きな影響があります。先にも述べたように音は振動によって発生します。弦の振動数は長さや張力、そして線密度という弦の長さあたりの質量によって異なります。振動数が大きければ音が高く、小さくなれば音が低くなります。ただし、ヴァイオリンやヴィオラなどの場合は楽器の形状から弦の長さや張力などを大きく変えることは難しく、そこで音の高低を出すために弦の太さに違いを出す必要があるのです。弦は太い方からG線、D線、A線、E線という名前がついており、この4本の弦を使うことで音の違いを出します。
初心者が自主練習をする場合は真ん中のD線かA線あたりに弓を当て、余分な力を加えずに弓を引いてみましょう。力を入れ過ぎてしまうと綺麗な音が出なくなってしまうため、力を入れ過ぎないことが重要です。
弦楽器や打楽器は管楽器やピアノなどと違って、始めた当初はなかなか正しい音が出せません。それはここに弓を当てればこの音に近い音が出る、という明確な決まりがないため、どうすれば良い音が出るのか、そもそも良い音とはなんなのか、という点が分かりにくいためです。もちろん管楽器でもバルブを抑えれば必ず同じ音が出るとは限りませんが、弦楽器はより顕著に出やすくなってしまうのです。
自主練習の際に大切なのは正しいポジションで構えられているか、弓の置き方が正しいか、余分な力が入っていないかをしっかりと確認しましょう。また、様々なヴァイオリニストの音を聞き、自分の好きな音を探してみるのも良い勉強になるでしょう。

自主練習の際は調弦が重要


教室で練習する際も、自宅で自主練習する際も、調弦は非常に重要です。調弦は他楽器でいうチューニングと同様で、正しい音が出ているかを確認するためのものです。ヴァイオリンは弓を持つところに弦の張り方を調整できるアジャスタがついています。弦を長く持たせるためにはしまう時は張り具合を緩めておく必要があります。常に弦を張っている状態が続いてしまうとその分弦の消耗が激しくなってしまうためです。弾く時は逆にアジャスタを回して毛を真っ直ぐに張る必要がありますが、張り過ぎると弓が上手く動かせず音が出しづらくなってしまいます。ある程度真っ直ぐにしたところで音の調整が必要になってくるため、調弦は欠かせません。
調弦の際はピアノや調弦用の音源を元に音を合わせるようにします。基本は弦を緩めた状態から少しずつ弦を締めていくことで音を合わせていきます。4本ある弦のうち、隣り合っている弦は同時に弾くと美しい和音となります。まず真ん中にあるD線、A線を合わせ、その後隣り合うG線とD線、A線とE線の順に音を合わせることで和音を見据えた上で調弦することが可能です。特に一番細いE線は切れやすいため、小さな音で調弦をすることがおすすめです。
教室で練習する際には調弦も上手く教えてもらうことが出来るでしょうが、自宅で自主練習をする場合も正しい音が出ていなければ正しい練習とはなりません。調弦の段階から手を抜くことなくしっかりと行いましょう。
自主練習というとしっかりと曲を弾くことが思い起こされることも多いでしょうが、音を出す段階から気を使うことが重要です。正しい姿勢で正しい音を出せるようきちんと練習しましょう。

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