• 小林音楽教室 新宿教室
  • スタインウェイ
  • ストラディバリウス

東京(新宿、麻布、代々木、船堀)の音楽教室なら小林音楽教室トップ > コラム > 音楽とスポーツの関連性について

音楽とスポーツの関連性について

音楽がスポーツにもたらす影響


子どもに楽器を習わせると、教育上良い効果があるという話を聞いたことがある人は多いでしょう。
実際に、小さい頃から楽器を習っている子どもは、そうでない子どもに比べて運動能力が優れているとする研究結果があります。
ただ、音楽は子どもだけではなく大人になってから行うスポーツにおいても関連性があります。

例えばTVのスポーツ中継で、試合を直前に控えたアスリートがイヤホンで音楽を聴いている様子を目にする機会があります。
これは、周りの雑音や人の声がシャットアウトされ、集中力を高める効果があります。
精神が自分の身体へと集中し、良い状態で試合に臨めます。
また、イヤホンで聴いていれば、トレーニング中に他の人に話しかけられにくくなるため、集中力を途切れさせてしまう事態を防ぐのにも役立ちます。
周りが気になってしまい、なかなか集中できない人には効果的です。

身体が疲労すると脳からSOSのシグナルが発信されます。
スポーツ中に音楽を聴いていると、そのシグナルをかき消す効果があるという研究結果もあります。
身体の疲労感から脳の注意がそらされるというわけです。
ただし、音楽の効果が発揮されるのは軽度から中程度のスポーツに対してであるとされています。
激しいスポーツにおいては、疲労感の方が勝るために脳からのシグナルをかき消すのは難しいと言われています。
プロのアスリートのように試合前のウオーミングアップの際や、ランニングや軽い筋力トレーニングの際に聴くのが効果的です。
普段のトレーニングルーティンの中に音楽を取り入れてみてください。


モチベーションアップやリラックスにつながることも


勉強や仕事をする際、やる気をアップさせるために音楽を聴きながら行う人も多いでしょう。
スポーツでも、トレーニングや試合の前に自分の好きな曲を聴くとモチベーションアップにつながります。
たとえ気分が乗らない時でも、意欲的に取り組むことができます。
さらには、運動効果やパフォーマンスの質も向上させる効果が期待できます。

練習で同じ動作を繰り返したり、長時間取り組んでいたりすると、どうしてもだんだんと飽きてくるものです。
自分の好きな曲を聴くことで、実施時間が実際よりも短く感じることがあります。
これは、脳の中の楽しさや気分の高揚感をつかさどる部分に音楽が働きかけるからだと考えられています。
単調なトレーニングを行う時に取り入れれば効果的でしょう。

スポーツシーンで聴く音楽は、やる気を左右するばかりではなく、リラックスできたり、ストレスを軽減させたりといった効果も得られます。
ヒーリングミュージックによく使われている1/fゆらぎという音があります。
1/fゆらぎとは、規則正しい音と不規則な音のちょうど中間あたりの音で、風や波の音、小鳥のさえずりといったものが代表的です。
トレーニングや試合で体を動かした後は、ヒーリングミュージックを聞いて心身をリラックスさせることも大切です。

何かミスをした時にも、気持ちを切り替えるツールとして音楽を用いることができます。
ミスをしたら全く別の曲に変えたり、1曲聞き終わったらトレーニングの内容を変えてみたりと、気持ちを区切るために使う人もいます。
このように、スポーツ中のメンタルと音楽との関連性は非常に強いです。


スポーツをする際に聴く音楽の選び方


スポーツ中に聴く曲のテンポは、音楽とスポーツの関連性を考える上で重要なポイントです。
最近の研究で、エクササイズに効果的な曲のテンポが分かってきました。
モチベーションのアップにつながるテンポの速さは145BPM、つまり1分間に145拍が限度です。
これ以上速くても効果は得られないとされています。
テンポの速さは音楽の種類によって異なり、ポップやヒップホップが110から140程度、ハウスが120から135程度です。
テンポの異なる曲をいくつか用意して、トレーニングの内容ごとに分けても良いでしょう。
自分の動きとシンクロしていると感じるテンポの曲なら、心地よく体を動かせます。

同じランニングであっても、ゆっくり行う場合では140から150、普通のペースで行う場合では150から160、早く行う場合では160から175と、個人により実施のテンポには差があります。
運動の種類はもちろんですが、自分のペースに合わせたテンポの曲を選ぶのがおすすめです。

もちろん、自分が好きだと感じる音楽を選ぶことが一番大切です。
好きな曲に陶酔すると、脳の中では心地よいことが起こった時に活性化する、脳内報酬系と呼ばれる部位の働きが活発になります。
脳内報酬系には、ドーパミンと呼ばれる物質が多数存在しています。
ドーパミンが放出されると、うれしい気分が強くなり、もっとその曲を聴きたいという常習性が備わります。
それによって、本来であればつらく苦しいはずのスポーツでも、無音の状態よりは楽に長く続けていられます。
自分のやりたい動きと合致するテンポであり、なおかつ夢中になれるような良い曲を探してみましょう。

音楽とスポーツの関連性について|東京(新宿・麻布・船堀)の音楽教室なら小林音楽教室