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音楽教室でチェロを学習する魅力を紹介

チェロの歴史は古い


音楽教室のレッスンの中で、チェロコースを用意しているところも少なくありません。チェロという楽器のあることは知っているけれども、具体的なことについてはよくわからないという人もいるでしょう。チェロの歴史は古く、16世紀の前半にはすでにあったといわれています。イタリアでは1600年ごろには広く一般でも普及していたといわれています。表板にはエゾマツやカラマツを使ったものがほとんどです。ていねいにやすりで磨いていきます。その上にニスを何度も塗って、そのたびにグラスペーパーを使って削っていって滑らかな感じに仕上げていきます。
このように職人さんの手作業によって作られますので、製作者の魂が乗り移るとよく言われています。職人さんを象徴するような作品となるので、それぞれで微妙に音色や音の感じも違ってきます。チェロは比較的どのような音色も表現できるユーティリティプレイヤーとよく言われます。しかしもっと大型化すれば受け持つ音域をもっと広げることも可能といわれています。ただし今よりも大型化すると、演奏するのがますます困難になってしまいます。このような関係もあって、現在のようなサイズになっています。
日本では明治時代に入ってくるようになりました。当初日本では「セロ」という言葉で紹介されていましたが、戦後になって現在の名称になりました。なお、昭和15年ごろから表記が変わりだしました。明治時代に持ち込まれたのがアメリカ人の講師の手によるもので、セロも英語圏の表現でした。時代的に敵国語だったので、それで変わったのではないかといわれています。

器用に活用でき音楽に厚みを持たせられる


チェロの魅力は、表現できる音域の広さにあるといっていいでしょう。低音からある程度の高音まで出すことも可能です。コントラバスと比較しても遜色ないような、ずんずんと底から響きようなリズムを出して存在感を出すことも可能ですし、美しい内声を担当することも可能です。またヴァイオリンのような華麗な演奏にも対応できます。
このように幅広い音声を担当できるため、チェロがあるだけでオーケストラの音の厚みを一気に高められます。こちらの楽器は、男性の話し言葉と同じ音域を表現できるといわれています。ですから音声が人の声のように感じるという話も聞かれます。ほかの楽器と比較しても温かみを感じられるとされ、それがほかの弦楽器にはない独特の個性を作り出しているという指摘が、専門家の間でなされることもあります。
チェロは大きな弦楽器なので、演奏するときには抱えるような形になります。このため、演奏者は楽器との一体感を持ちやすいです。よって演奏を担当すると、特別な愛着を感じるという話を聞きます。またチェロは基本的に木製の楽器です。このため使い続けると、独特のあめ色に変わってきて、自分の体にフィットします。このような楽器の変わっていく様を実感できるのも、愛着を抱き長く使い込む人の多い理由の一つです。

エンドピンの存在がポイントに


ほかの弦楽器と異なるポイントとして、エンドピンが装着されている点にも注目です。エンドピンとは本体に装着する棒のようなものです。もともとこのエンドピン、チェロには装着されていませんでした。エンドピンのなかった当初は、両膝で楽器を挟んで浮かせた状態で演奏していました。ところが19世紀後半になって、名チェリストがベルギーにいたのですがその人の体形が小柄だったこともあって、演奏するのに苦労していたとのことです。そこで楽器に棒を装着して演奏すれば態勢も安定するのでは、と思ってエンドピンが使われるようになりました。エンドピンが登場したことで、体形に関係なく安定した状態で演奏できるようになり、その技術も飛躍的に向上していったといわれています。
またこのエンドピンの登場によって、態勢の安定以外にもメリットがありました。エンドピンは直接舞台の床に触れた状態で演奏します。すると音を床に共鳴させることもできます。その結果、より音を響かせることができるようになりました。実際コンチェルトを演奏する際には、プラットフォームといわれる箱型の土台の上に乗って演奏するのが一般的です。プラットフォームに振動を伝わらせることで、より音を大きくできるためです。
このエンドピンを使った演奏は奥が深いのも魅力です。例えば演奏しているときには楽器の重みだけでなく、演奏者の体重もかかります。よって先がとんがっていないと滑ってしまいます。また現在の楽器を見るとピンは楽器本体に装着されていて、引っ張り出して使用するものが多いです。ねじで固定して演奏するのですが、この締め方が十分でないと演奏しているときにピンが引っ込んでしまうことも考えられます。
このようにチェロにはいろいろな魅力があります。音楽教室でレッスンを受けて、マスターしてみると新たな世界が広がります。全くの初心者でも音楽教室でイロハから学んでみれば、その面白さがきっと理解できるでしょう。

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