音楽教室の発表会は成長の場

音楽教室の発表会に参加する意義

大人でも子供でも、音楽を習おうと思ったきっかけは人それぞれだと思います。演奏者の誰かに影響を受けたり、憧れたり、または親や周囲の勧めで始めたといった方もいらっしゃると思います。経験が無ければ好きで始めたことでもなかなか上手くはいかないものです。

しかし決まった間隔でレッスンへ通い、日々練習を積み重ねることによって確実にスキルアップをして行きます。始めは音を出すので精一杯だったり、楽譜を読むのが精一杯だったものが次第に曲を奏でて行けるようになるのです。そうなった時に誰かに聞いて貰いたいと思う気持ちが芽生えてくるかもしれません。すると発表会はそんな気持ちを実現出来る場となります。

それだけではありません。他にも発表会に参加する目的は、目標を持って練習することで技術の向上を目指すことにあります。毎日一生懸命練習することで、当然ながら技術は磨かれていきます。しかし先生だけの前で演奏するのと、多くの人達の前で演奏するのとでは雰囲気や緊張感が全く異なります。発表会で演奏する、という目標は音楽性を確実に向上させるものになります。

他にも自分が演奏するだけでなく、同じ志を持つ人達の渾身の演奏を聴くことによって勉強になったり、影響を受けてモチベーションが上がるという効果も期待出来ます。

発表会に参加するにあたって費用が掛かったり、いつも以上の練習が必要になったりもします。また、人前で演奏をするということに過度の緊張を覚えるという方もいらっしゃるでしょう。しかし参加してそれらを乗り越えることによって、普段のレッスンでは決して得ることの出来ない大きな達成感や感動を手にすることが出来ます。

発表会に参加する為に

音楽に限らず、学校などで行われる発表会でも当然ですが準備をするものです。事前に準備をし、幾度の練習を重ねて本番を迎えます。音楽教室の発表会でも同じく、開催日の数か月前からしっかりと準備を行います。その準備は演奏曲目の選定から始まります。

今の自分の実力に合った曲を選ぶのが大前提となりますが、その中でも会場に来て下さる方にとって聴きごたえのある曲や、メジャーな曲を選ぶことが多い傾向にあります。

曲が決まれば練習に入りますが、発表会の為の曲と普段の曲は練習方法が異なります。普段の練習曲であれば楽譜に忠実に演奏することが求められます。一方で発表会の曲は大勢の人達に聴いてもらうことが前提となります。つまり正しく演奏することも勿論大切なのですが、それにプラスして音楽として聴かせることを意識して練習をする必要があります。

そして舞台で知らない人達の前で演奏する、ということは殆どの人が緊張をするものです。その緊張状態でもいつものように自分の力を発揮出来るようにしておく必要があります。

それは普段の練習の中にヒントがあり、曖昧になっている箇所をなくして行く、舞台の上でも耐えられるように練習の段階から軽い緊張状態を作り出しておく、などしておくことで本番に備えることが出来るようになります。それに加えて、何か自分の中で少しでも緊張を解す為の方法を準備しておくと良いでしょう。

発表会での服装

発表会に参加することが決まれば、当日は音を間違えないか、緊張し過ぎて失敗したらどうしよう、といった不安が出てくる方も多いものです。それと同時に気になるのが当日の服装ではないでしょうか。

特に初めて参加する発表会であれば、会場の雰囲気や同じ発表会に参加される他の方がどういった服装で来られるかが分からない為、悩んでしまうことも多いものです。

そんな時は自己判断をしたり、自分の着たいと思う洋服を優先するのではなく音楽教室の先生に相談するのが一番です。先生は毎回発表会を開催している立場ですので、会場のこともそして参加されている方々のこともよく知っています。

発表会はどこも一律ではありません。先生の考え方により、差が出て来ることも多いのですが、毎回決まって参加される方の状況で変わってくることもあります。

きっちり発表会、としてドレスコードを求められる会もあれば、個人の意思に任せられてドレッシーなスタイルからカジュアルなスタイルまでそれぞれとなっている会もあります。ドレスコードのある発表会の場で一人カジュアルスタイルで参加をしてしまえば浮いてしまいますし、その逆も然りです。

また、発表会では曲にあった服装を選ぶことも大切になってきます。そして洋服のデザインや素材によっては楽器が構えにくかったり、演奏しにくくなることもあるので、好みだけで決めてしまわずに色々考えながら衣装を準備をしておく必要があります。

参加する本人だけでなく、当日会場に一緒に行く家族の服装もまたそれぞれの発表会によって異なっています。お子さんが発表会に参加される場合であれば、本人だけでなく親御さんも服装にも十分気を付ける必要があります。1年に1度の成果を発表する場ですので、服装にも気を配って納得のいくものにしたいものです。