レッスンのコンセプト①
~音楽教育の伝統の継承と革新へ~

自由七科と哲学、リベラル・アーツ

西洋音楽教育のルーツは紀元前387年頃の「古代ギリシア」にまで遡り、現代の最先端の欧米の教養教育(リベラル・アーツ)に継承されています。日本の西洋音楽教育は明治期に政府によって導入され、戦後には民間の音楽教室が全国に普及しました。現在、習い事としての音楽教育は日本が誇る独自の教育文化として、広く社会に受け入れられています。

現在の音楽教室は「習い事」という役割に留まらず、学校教育等を補完する役割や音楽の専門課程への受験・進学を目指す生徒の教育の場でもあります。また、学生や大人の音楽に関わる資格取得、リカレント教育、生涯学習、社会教育の一助となることもあります。このように、音楽教室は、音楽を学びたいと考えるあらゆる人々を分け隔てなく受け入れ、個別に最適なレッスンを提供する自由な「音楽の学びの場」になっています。

小林音楽教室では、音楽教育の伝統を継承しつつ、現代の教育ニーズに合った形で独自の教育メソッド体系を確立し、乳幼児から大人まで、個々人のあらゆる目的/目標に対して先進的な音楽教育を提供し続けています。

レッスンのコンセプト②
~「人間力」を育む音楽教育~

新たな社会 Society5.0

人類はこれまで、農業革命や産業革命、情報通信技術、ロボット技術や人工知能(AI)の発展などを経験するたびに、生活や価値観を大きく変化させてきました。しかしながら、どのような時代にあっても人間ならではの力、すなわち「人間力」は重要であり続けました。

音楽は古代から、様々な国や地域の信仰や思想、民族性という人間の本質的な心情と密接につながって存在してきた文化・芸術です。

音楽教室で音楽を学ぶ皆様は、音楽の知識や技術を身につけ、様々な楽曲を演奏できるようになり、音楽の楽しさを実感していくでしょう。しかし、こうした音楽の根本的な特性を考えたときには、音楽教育の効果はそれだけに留まるものではありません。

音楽教育では、音楽作品等を通じて多様な価値観に直に触れ、その本質を理解し、演奏や創作活動によって実践的に表現する方法まで学びます。その過程で「感性」や「論理的思考力」「自己表現力」といった、これからの時代を生きていくうえで欠かせない「人間力」を、音楽を学ぶことを通して育むことができるのです。

例えば、「グローバル化」が進展する世界で求められる力は、語学力に限定されるものではありません。多様な文化における価値観・文脈を理解することや、表現として許容される枠組みの中で、いかにオリジナリティや個性を出せるか、ということを学ぶ音楽教育は、グローバル化する社会での有効な自己表現力を育む上でも役立つのです。

レッスンのコンセプト③
~音楽の基礎科目「ソルフェージュ」の重視~

ソルフェージュ

当教室のレッスンは、ソルフェージュを音楽の基礎科目として重視し、各専門科目とソルフェージュとが一体になったレッスン「ソルフェージュ・システム・メソッド®」を行うことが大きな特徴になっています。

音楽的で表現豊かな演奏をするためには、実に様々な側面からの音楽的素養が必要になります。作曲家や作品の時代背景は?作品の形式は?リズムは?和声は?・・・こうした音楽的な演奏をするのに必要不可欠な要素をしっかりと楽譜から読み取って表現していくために、ソルフェージュを同時に学んでいくことが役立つのです。

※幼児については、無理なく楽しく音楽の素養を身につけることができるように配慮し、リトミックを中心にソルフェージュの要素も取り入れた「幼児リトミック=ソルフェージュ」と幼児期にしか身につけることが難しい「絶対音感」の習得を目指す「絶対音感クラス」を設置しています。

体験レッスンについて

レッスンの内容や教室の雰囲気などを実際に体験していただけます。体験レッスンは、15分コース(2200円・税込)、30分コース(4400円・税込)のいずれかをご選択いただくことができます。以下のフォームから約3分で簡単に安全にお申込いただけます。

入会に関するご質問・ご相談等についても承っております。レッスン料金等については、レッスン料金等の体系についてをご覧ください。ご不明点などについては、まずは、よくある質問(FAQ)をご覧いただき、解決しない場合は、お問い合わせフォームからお問い合わせください。

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