• 小林音楽教室 新宿教室
  • スタインウェイ
  • ストラディバリウス

東京(新宿、麻布、代々木、船堀)の音楽教室なら小林音楽教室トップ > コラム > 音痴を克服するには

音痴を克服するには

音痴の意味と原因



音痴とは音に対して鈍感なことを指し、現実的には音自体をうまく把握できずに音程がずれてしまう人のことを言います。
音痴は人によってそれを自覚している人と、無自覚な人が存在します。
なお、音痴には正式な名称があり、先天的音楽機能不全と言います。
先天的という名がついているとはいえ、実は後天的な影響もあります。
後天的な原因がある場合は、後で直すことも可能だと言えます。


音痴の原因はいくつか考えられます。
まず、環境は人の耳に大きな影響を与えます。
生まれてから6歳までの間は耳が多くの刺激を受けて育つ期間とされ、この時期に耳が鍛えられないと音程をうまくつかめない子に育ってしまう危険性があるのです。
つまり、子供のころに多くの音楽に触れる機会を作ることが重要になります。


環境が原因でない場合、運動性音痴というものがあり、リズムを合わせることができなかったり、自分で声量をコントロールできなかったりします。
この場合、耳ではきちんと音程をとらえているのに、声帯やのどの筋肉などに問題があり、自分で思い通りの音を出せませんが、のどや体全体の筋肉を鍛えることで克服できます。
他にも運動性の時とは違い、耳が正確な音をとらえられないことが原因である感覚性音痴もあります。
こういった人の特徴としては、自分の音程が上手に聞き取れていないと同時に、他人の音程に対しても聞き取れていないことが挙げられます。
さらには、音程がずれていることすら認識できていない場合があります。
他人から指摘されてはじめて知ったという人もいるほどです。


音痴の種類



音痴には種類があり、自分がどの種類に分類されるかで克服方法も異なります。


最初に考えられるのは、声量のコントロールができない場合です。
これは身体的に問題があり、のどがうまく使えていないことが一因となっています。
また、音程をうまくつかめないというタイプもあり、曲全体の音程が取れない場合と、曲の中のある一部分だけ音程が取れなくなるというものがあります。
曲には一定のリズムやテンポがあり、それを正確につかんで歌わなければいけませんが、曲が速くなったり遅くなったりというリズムに合わせることができずにずれてしまうタイプもあります。


曲の中には広い音域を十分に使用している曲もあれば、狭い音域だけで構成されている曲もあります。
基礎的な発声訓練がよくなされている人は、どんな曲でも歌いこなすことができますが、中にはのどを締め付けてしまい、高音域や低音域を出せなくなってしまう人がいます。
このような場合も音痴に該当します。
高音域では声が出なくなって音程が取れずに、低音域では声がかすれたり苦しくなったりします。
この場合は発声法や呼吸法に原因があるので、正しい方法を身につけると克服することができます。


口の開きが小さいと声や言葉がはっきりせず、音程があいまいな感じになってしまうのも音痴のひとつのタイプです。
口を大きく開き、話すように歌うことです。
話すように歌えれば、聴きやすい良い歌声になります。


最後に、耳が音をよく聞き取れていないというのもあります。
聞き取れていないから正しい音を出すことができずにずれてしまうタイプです。


音痴を克服する方法



音痴を克服するためにはリズム感を養うことが大切です。
そのためには曲を聴く場合に極力ドラムやベースの音を聴くようにします。
ベースは常に一定のリズムを奏でており、ブルースなら4拍子ですし、ワルツなら3拍子です。
この音を聴くようにすることでリズム感を身につけます。
うまく歌えない人の特徴は、歌手のメロディーを聴いてしまうことにあります。
プロの歌手は必ずしも同じリズムで歌うとは限りません。
わざとリズムを早めたり遅らせたりすることがあります。
しかし、ベースの音は、必ず一定のリズムを鳴らし続けますので、これを聴いてリズムを身につければ、テンポがずれてしまうことはなくなります。


次にすることは音域を広げる訓練です。
プロの歌手でも自分が本来持っている音域を広げることはなかなか難しいことですから、焦らずにじっくりと取り組む必要があります。
この場合、最初にするのは現在の自分の音域を知ることです。
無理なく気分よく歌えるのが自分の音域になります。
そして、現在の音域を安定して出せるようにします。
そのためにはピアノやキーボードなどを利用すると良いでしょう。
ピアノで音を出しながら、その音に合わせて声を出し、徐々に音域を広げていきます。
大きな声を出すことも音域を広げることに役立ちます。
まず、息を吸ってお腹の下の方にためます。
その後、お腹から息を出すことを意識しながら歌を歌います。


耳自体が正しい音程をとらえられない場合もこの方法が役立ちます。
さらに、ピアノの音と自分の音をレコーダーに録音すると、より分かりやすくなります。
録音された音を聞くことで、自分の弱点がよく分かりますし、これを何度も繰り返して、正しい音を耳に残すようにすれば、音痴は改善していきます。


最近は、一般の方でも音楽教室でボイストレーニングや呼吸法のレッスンを受けることができます。
自分だけでの改善は難しいと思った場合は、プロの講師によるレッスンを受けてみるのもひとつの方法です。

音痴を克服するには|東京(新宿・麻布・船堀)の音楽教室なら小林音楽教室