フルートで音大を受験するために必要なこと

音大を受験する時に大切なこと

どの大学もそうですが、なぜその大学を受験するのか今一度確認することが必要です。大学に行くためにはかなりのお金が必要で、その中でも特に音大は一般の大学に比べて費用がかかります。

これは、授業料や施設設備費など学校にかかる基本料に加えて、レッスン代や教科書代など追加としてかかる費用があるためです。それだけの大金を両親が支払いをしたり奨学金でお金を借りて支払ったりすることになるため、ただ単に習いたいだけやなんとなくという理由で行ける大学ではなく、もっとはっきりと将来を考えた目的をもつことが大事です。

フルートで音大を目指すのなら、プロの奏者を目指す、もしくは先生になるなど、その道を突き進む目的があるのかどうかを確かめましょう。

両親を説得して納得してもらうことも必要です。音大は、大学での授業以外にも自主練習や個別レッスンなどが必要になり、バイトをする時間はほとんど確保できません。

バイトで生活費を補うことが難しいとなると、両親や親戚など誰かの力を借りる必要があります。また、それだけの力を借りているという自覚が備われば、勉強やレッスンにもより身が入るようになります。

音大は音楽を専門的に学べる場所なので、実力や金銭面といった確認も必要ですが、何よりも音楽が好きであるという気持ちを忘れずに受験や受験のためのレッスンに臨みましょう。受験に合格すれば日常的にさまざまな音楽に触れて、いろいろな人や物から刺激を与えられます。技術だけではなく感覚や視野を広められるでしょう。

今以上に練習と個人レッスンを

フルートで音大を受験し合格するために最も必要となるのが練習です。部活の練習だけで合格できる人もいますが、音大に合格できるほどのレッスンを受けられるわけではなく、練習量も少ないため、それだけで合格するのは非常に厳しい状態です。音大は、一から音楽を学ぶ場所ではなく、プロを目指すための学びの場になるので、相当なレベルを求められます。

1日2時間や3時間程度でなおかつ個別レッスンが少ない部活練習は、求められているレベルには届きにくく、明らかに練習不足です。合格のためにも部活だけでなく個人で練習することがおすすめです。

部活は、初心者から中級者向けの内容である場合が多く、吹奏楽の名門校でも上級者向けの個別レッスンを受けられることはなかなかありません。しかし音楽教室などで音大合格のための個別レッスンを受けると、上級者向けの内容を受けることができます。

また、音大に合格するためには、フルートを買い替えることも必要になってきます。今まで使用してきて愛用している物でも、合格の可能性を下げてしまう場合があります。どんな大学でもそうですが、トップの成績で合格するという意気込みが必要です。

音楽の知識や技術だけでなく、楽器も負けないことがポイントになるため、最低でも総銀、余裕があるなら金やハンドメイドの総銀に買い替えて望むことが重要です。音大受験希望者にも対応している音楽教室であれば、どのような物が自分に適していて、なおかつ合格の可能性を高めるフルートなのかを教えてもらうこともできるでしょう。

フルート以外にピアノの練習も

フルートで音大受験を目指す時、フルートだけで合格できるのかというと、どの大学を受けるのかやどの学部を受けるのかによって変わってきます。プロになるために受験を目指す場合、一つの楽器だけで良いところもありますが、副科実技としてピアノを課せられることがあります。

また、先生を目指す教育学部は、副科としてピアノと声楽が求められるため、フルート奏者として高いレベルの技術があったとしても合格できるわけではありません。

なぜ副科としてピアノが必要になるのかというと、音楽基礎や能力が一定以上身についているのかどうかを確かめるためです。ピアノは音楽の基礎や能力を身につけやすい楽器の一つで、一つの楽器だけ特化してできるよりもピアノもできるほうが、音楽の能力は高いと判断されます。

音大に合格するためにはフルートだけでなくピアノも練習して身につけなければなりませんが、副科ピアノの場合は、そこまで高い能力を求められるわけではありません。

課題曲を途切れることなく引けるようになれば良いので、メインとなるフルートの練習をおろそかにせず、ピアノの練習もしておきましょう。そして音楽だけできれば良いというわけではなく、現代国語や外国語など基礎学力も音大合格のために必要となります。

現代国語は小論文が課題として出されることが多く、小論文対策をしておくことが求められます。論文内容は音楽に関することが主流で、音楽についての内容が書けるようにしっかり勉強します。

音大は、突然の進路変更で合格できるほど簡単な大学ではありません。金銭面の問題や技術面をクリアできるようにするためにも、時間に余裕をもたせて準備し、受験に臨むようにしましょう。